人手不足の機会損失は年16兆円

先日、日経新聞にこのような記事が掲載されました。
人手不足が奪った年16兆円の商機 需要刺激だけで成長できない現実:日本経済新聞
「人手不足倒産」が過去最多ペース 企業を追いつめる「人件費増加」「採用難」の二重苦 ーITmediaビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/693b2d9ca1d2c63fef0a2b8655273aca05027192
有料記事のため引用は控えますが、人手不足によって生じた機会損失の規模は年16兆円に達すると試算されました。
ホテルは人手不足のためにさばききれず、客室の稼働率は50%が限界だと話す旅館もあり、ある建設会社は事業が好調なのに人手不足のために倒産してしまいました。いわゆる「人手不足倒産」です。このような企業は増える一方です。
また、人手不足により設備投資もままならないため、今後の成長の足かせともなっています。人手不足が日本の経済成長を脅かしていることがよくわかります。
「人手不足倒産」を避ける方法
人手不足倒産は
「採れない+辞める+業務過多」
の3つの要因が複合して起きます。
よって対策も
採用 × 定着 × 省力化
の3本柱を同時に進めることが最も効果的です。
「定着」は、職場環境の改善(業務量の適正化、柔軟な勤務制度、長時間労働の是正、給与の改善など)を取り組むことによって、「省力化」はIT化・DX化によって実現することができると言われますが、「採用」は真っ先に取り組みたい重要項目です。
「採用」も色々な方法があります。求人媒体を活用したり、外国人材、副業人材を検討することも視野に入れることができますが、人口減少が続く日本において日本人の人材獲得はハードルが高くなっています。
そこで最近話題となっているのが「外国人材の採用」です。特に、東南アジア諸国(ベトナム、インドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマーなど)からの人材受け入れが注目されています。この目的は主に、「人手不足の解消」+「若くてまじめな労働力の確保」です。外国人材は、「特定技能・技能実習・高度人材」に分けられています。
人口増加の目覚ましい東南アジア

東南アジアは人口増加が続いており、特に目覚ましいのがインドネシアです。俗に「人口ボーナス」と言われる通り、人口が増えると労働力が増加し、経済も発展し、市場規模も拡大します。人口減少に直面している日本にとっては本当にうらやましい現象です。
東南アジアで育った若者は、日本のアニメ・ゲームなどの文化にも触れており日本にとても親しみを感じています。そのため、「是非とも日本で働きたい!」と考えている若者はとても多いのが現状です。この人材を採用しない手はありません。
外国人技能実習制度
最も一般的なのが、「外国人技能実習制度」の活用です。ビザの種類は「技能実習ビザ」となります。
最長5年の期間内に、企業は東南アジアから「受入れ監理団体」を通して外国人の採用を行います。この方法は、すでに手続きが確立されていて取り組みやすく、また教育を受けた若い人材が日本に来るため安心です。
一方でデメリットもあります。それは「転職不可」であること。そして受け入れ側に管理の負担が来ることです。
特定技能外国人
即戦力を採用したい企業に最適なのが、「特定技能外国人」の採用です。ビザの種類は「特定技能人材ビザ」となります。
こちらは転職が可能で市場性が高く、優秀な人が集まりやすいのが特徴です。直接雇用で長期勤務に繋がります。
デメリットとしては、「日本語・技能試験の合格が必要」であるという点です。そのため母数が前述の外国人技能実習よりも少なめです。
留学生
留学生からの採用(アルバイト→正社員)という方法もあります。日本語学校・専門学校の留学生を採用するため、アルバイトから人物を見て採用できること、日本語がある程度できる人が多いのがメリットです。
デメリットは、学生の卒業のタイミングが固定されていることや、すでに専門教育を受けている人材のため倍率が高めです。
弊社が全力でサポートいたします!
株式会社クレスタレントは、「外国人技能実習制度」を活用し、企業様が必要としている若くてやる気の溢れる人材を東南アジアから受け入れるお手伝いをいたします。
外国人受け入れには様々な手続きを要しますが、必要とされる煩雑な手続きを当社が請け負うことで、企業様は安心して外国人材の採用を行うことができるようになります。
入国手続き、ビザの取得、住居の用意、日本語の勉強、それぞれの業種における専門的な訓練などを弊社主導で施してまいります。また、採用後も定期的に本人たちと面談を行い、長く働き続けてもらえるように万全なアフターフォローを行っていきます!

